(あらかじめお断りしておきますが、今回は遊び過ぎて、
本当に何を言っているのか分からないと思われます。ご
容赦ください)
アタマの手入れは、してますか?
洗車したり、釣り道具のメンテナンスをしたり、スキンケ
「アタマの手入れはしてるのか?」なんて言うと、まるで
世間を見渡すと、皆さん、身体や持ち物の手入れ程には、
アタマの手入れはしていない様に見えるからです。
「アタマの手入れ」というと、勉強をしたり、ボケ防止の
わたしたちの “頭” は、「情報処理装置」ですが、その中
ということで、なんとなくお分かり頂けるのではないかと
なぜ、代わりが無いかというと、わたしたちの「アタマ」
この〈エゴ〉というソフトは、必然的に「世の中」を反
自分で、自分に合った “ソフト(OS)” を作るしかなさ
二つ目は、「世の中」との接続に制限を掛けることです。
アや美白にお金と時間を注いだり、ジムに通い、サプリメン
トをいくつも摂り、半年置きに健康診断を受けたり・・・。
みんな、自分の身体や自分の好きな事に、時間とエネルギ
みんな、自分の身体や自分の好きな事に、時間とエネルギ
ーを注いで手入れに余念がないですが、アタマの手入れはし
てるのでしょうか?
「アタマの手入れはしてるのか?」なんて言うと、まるで
「あなたバカじゃないですよね?」とでも言っているみたい
ですが、そういう意味ではありません(たぶん)。
世間を見渡すと、皆さん、身体や持ち物の手入れ程には、
アタマの手入れはしていない様に見えるからです。
「アタマの手入れ」というと、勉強をしたり、ボケ防止の
為に “脳トレ” をしたり、記憶力を高める為に “速読” を学
んだりといった事を連想されるでしょうが、ここではそうい
う類の事は一切問題にしません。
私が、カタカナで「アタマ」と書いた限りは、「〈自意識
私が、カタカナで「アタマ」と書いた限りは、「〈自意識
(エゴ)〉を手入れしていますか?」という意味です。
知識だとか、脳の処理能力だとかいう、「データ」や「ハ
知識だとか、脳の処理能力だとかいう、「データ」や「ハ
ード」の問題ではなく、「〈記憶〉と〈新たな入力〉をどう
処理するか? そのプログラムが有効に働く様にメンテナン
スされていますか?」ということです。
わたしたちの “頭” は、「情報処理装置」ですが、その中
で「データ処理」とそれに対応した「アウトプット」の管理
をしているのが、「アタマ」であり、〈エゴ〉と呼ばれる
“ソフト(OS)” です。
このソフトは、ブラウジング・検索・データの管理など、
総合的な情報処理を行っていて、現在約70億人が使用して
このソフトは、ブラウジング・検索・データの管理など、
総合的な情報処理を行っていて、現在約70億人が使用して
いますが、すべて欠陥品です。
欠陥による、個々のトラブル内容は色々ですが、大まかな
傾向がみられます。
「ブラウジング」では、デフォルトとなっている『エゴブ
「ブラウジング」では、デフォルトとなっている『エゴブ
ラウザ』が使われますが、多くの場合、強い閲覧制限が掛か
る一方、危険なリンクや広告を自ら収集するなど、大きな問
題を起こします。
「検索」に関しては、ユーザーの好みに合わせた自己学習
「検索」に関しては、ユーザーの好みに合わせた自己学習
機能を備えていますが、極端に偏った検索傾向に固定し、情
報の収集に問題をもたらします。
「データ管理」においても、“関連の無いもの” “関連させ
「データ管理」においても、“関連の無いもの” “関連させ
てはいけないもの” を関連付けてしまうなどの不具合が有り
ます。
非常に問題の多い、危険なソフトであるにも関わらず、代
替の物が無いため、ソフト自体に問題が有ることを気付かな
いまま、多くの人が使用し続け、とても大きな社会問題にま
でなっています。
ということで、なんとなくお分かり頂けるのではないかと
思いますが、わたしたちは「アタマ」という “ソフト” を、
社会から行われる「自動アップデート」にまかせっきりにし
ている事が多く、「ウイルス対策」は超脆弱、「ファイヤウ
ォール」も大昔のまま、「演算」も基本的に少数点以下は無
視、0 と 1 ではなく、0 と 100 の二進法で行なわれる。
見たくも無いファイルが、勝手に開いたり、終了したいア
見たくも無いファイルが、勝手に開いたり、終了したいア
プリが終了出来なかったりが、日常茶飯事・・・。
といった具合なんですが、大概放ったらかしにしているん
といった具合なんですが、大概放ったらかしにしているん
ですねぇ。
みんな困って「何とかしたい」と思ってはいる様ですが、
“代わり” が無いですからね。
みんな困って「何とかしたい」と思ってはいる様ですが、
“代わり” が無いですからね。
なぜ、代わりが無いかというと、わたしたちの「アタマ」
が繋がっているのは「世の中」というネットワークで、わた
したちの使っているソフトは、「世の中」から供給されたも
のですが、他のソフトを使われると「世の中」にとって都合
が悪い事が起きる可能性がある為、“代わりのソフト” は開
発も供給もされません。
この〈エゴ〉というソフトは、必然的に「世の中」を反
映していますから、「世の中」の持つ不具合をそのまま持ち
合わせています(比較・競争・否定など)。また「世の中」
に都合の良い傾向を持ちますから、「世の中」に都合の悪い
情報にはフィルターが掛かっています(ヒューマニズムの欺
瞞・家族や結婚の不完全さ・個人の幸福など)。
その結果、「世の中」と同様のトラブルがわたしたちの中
その結果、「世の中」と同様のトラブルがわたしたちの中
でも発生し、わたしたちを疲れさせます。
どれ程苦しんでも、「世の中」から受けられるサポートは
対処療法的なものしかありません。
困り果てて、「別のネットワークを使おう」と考える人が
困り果てて、「別のネットワークを使おう」と考える人が
出て来るのですが(そんなもの有りません)、それを「世の
中」で探すものですから、怪しいリンクを踏んでしまい、
「○○教」や「××主義」といった “「世の中」の下位のネ
ットワーク” にハマってしまったりします。
本人は「新しい、素晴らしいネットワークに繋がった!」
本人は「新しい、素晴らしいネットワークに繋がった!」
と喜びますが、そこで新たに供給されるソフトは、更に問題
の大きいものであり、ネットワーク自体も結局裏で「世の
中」に繋がっているのですが・・・。
「アタマの手入れ」と言っても、出来る事はほとんど無さ
そうです。
ちょっとニュースでも見れば、「怒り・恐怖・不安・悲し
み・自慢・後悔・妬み」といった感情がポップアップされま
す。これをブロックする “道徳” や “知性” と呼ばれるプロ
グラムをインストールする人も多いですが、一応は働くもの
の、対処的で一時的な効果しか有りません。
わたしたちのエネルギーを奪う「フィッシングサイト」の
わたしたちのエネルギーを奪う「フィッシングサイト」の
手口も常に進化しますが、「世の中」自体がそこから利益を
得ていますから、本気の対策は採られません。
「世の中」そのものと関わらない事が一番ですが、そうい
「世の中」そのものと関わらない事が一番ですが、そうい
う訳にもいかないのが現状ですね。
ではどうしましょうか?
自分で、自分に合った “ソフト(OS)” を作るしかなさ
そうです。幸い、ハードウェアは「世の中」ではなく、「自
然」から提供されている物ですし、新しい “ソフト” をプロ
グラムするための素材はネット上にも有ります。しかし、ど
んな風なプログラムを作れば良いのでしょうか?
それは当然、自分を「喜び」や、「安らかさ」に誘導して
くれる物でなければなりません。
「怒り・疑い・不安・闘争」といったものをブロックする
為の物です。
その為に、二つの大きな機能を持たせます。
一つ目は、「フィクション」というフォルダを作り、「世
の中」からの情報は、すべて一旦このフォルダに放り込んで
しまう様にします。そして、どうしても必要な時だけ、必要
な物を取り出す様にします。この作業を行わせることで、
“不愉快な感情” をブロックし、 “無用なエネルギーの消費”
を抑えることが出来ます。
二つ目は、「世の中」との接続に制限を掛けることです。
デフォルトのブラウザは『エゴブラウザ』から、『ナチュ
ラル・サーチ』という物に変更し、立ち上げ時のウインドウ
には「自分の内面」と「自然」を表示します。
さらに、「未来」と「過去」に関する事柄で「世の中」に
アクセスしょうとした場合に、何段階かの認証が必要なシス
テムを導入します。これによって「世の中」の危険なサイト
に立ち入ってしまうリスクを減らし、人間が本来重点を置く
べき「自分の内面」「自然」へのアクセス増が期待できま
す。
これらのプログラムを構築する為に必要な事は、意外と単
純な事です。
それは、これまで使ってきた「アタマ(エゴ)」の使用
を、極力停止することです。それだけです。
ただ、それは単純ですが大変難しい事でもあります。
「アタマを使わない」
それだけなんですが、なにぶん、今までそれしか使った事
がありませんから、かなり心許ない感じがします。不安の様
なものも感じるでしょう。ですが、その「不安」以上に「安
らかさ」や「心地よさ」といった事が感じられるはずです。
ですから、不安がらずに「アタマ」の使用を止めましょう。
するとあなたの中の CPU が、あなたの今までの体験から必
要な情報を取り出して、自動的にあなたに最適な OS を構築
してくれます。
ただ、構築にかかる時間は「アタマ」の使用をどれだけ押
ただ、構築にかかる時間は「アタマ」の使用をどれだけ押
さえられるかに懸かっていますから、人によって大きく違っ
て来ることでしょう。
ですが、少しでも「アタマ」の使用を減らせば、その分だ
けの効果は得られますから、あまり焦らずに作業を続けるこ
とをお勧めします。
(昔、「ペン習字」教室の広告に『あなたは、恥を書いて
いる』というのがあったけど、今回のブログは「恥を書
いている」気がする・・・)
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