今日は節分だ。
「福は内。鬼は外」と言うけど、「福」も「鬼」も外から
やって来るのではない。「福」も「鬼」も自分の中にあるの
で「福は外。鬼は内」と言う方が良いのではなかろうか。
自分の中にある「福」を外に出し、自分の中にある「鬼」
は内にしまっておくのが賢明だし、しあわせだろう。
ご承知のように、角こそ生えてはいるけど「鬼」は人の姿
をしている。足が7本有ったり、目が20個有ったりしな
い。赤かったり青かったりするのは、人が興奮したり(赤く
なったり)怯えたり(青くなったり)すると、我を忘れて
「鬼」になることを表しているようにも思う。「鬼」は人の
中から姿を現す。
一方「福」はというと、なかなか外には出てこない。ごく
普通に人の中に「福」はあるのに、人は「鬼」になるのが
得意なので、なにかにつけて「鬼」優先の生き方をしている
ために「福」が出て来る隙がない。「鬼」が出てこないよう
にしていれば、「福」はわたしたちの中から「ふわ~っ」と
「じわ~っ」とにじみ出てくるように思う。そして、たぶん
そのときには、「福」のあとについて「鬼」もニコニコしな
がら出て来るのではなかろうか?「何か手伝おうか?😊」な
んて言いながら・・・。
なんか、そんな気がしてきた。
「福は外。鬼も外」
「福」とも「鬼」とも、気楽に一緒に過ごそう。
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