アタマが悪いのです。
アタマが悪くて困っています。
「誰の頭が悪いのか?」って?
それは、あなたのアタマです。
「失礼な!わたしの頭は悪くない」
いいえ。あなたのアタマは悪いのです。
それも、ちょつとやそっとではありません。とてつもなく
悪いのです。
ただ、「あなたのアタマが悪い」と言いましたが、悪いの
はあなたのアタマだけではありません。私のアタマも悪いの
です。
あなたと私だけではなく、あいつもこいつも誰もかれもア
タマが悪いのです。
アタマが悪いのですが、ここで言うアタマの悪さとは、計
算ができないとか、記憶力が悪いといったことではありませ
ん。「あたまが悪さをする」ことを、「アタマが悪い」と言
うのです。
わたしたちのアタマは、四六時中悪さをしているといって
いいでしょう。そして、わたしたち自身を苦しめています。
それは時に想像を絶する恐怖として、時には巨大な怪物と
なって、わたしたちを押し潰しさえします。
この「アタマ」の悪さから、わたしたち自身を守るための
アイテムとして、私が使っている言葉たちを、これからご紹
介していこうと思っています。
興味を持たれた方は、お付き合い下さい。
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