2019年9月27日金曜日

「環境破壊バカ」と「環境保護バカ」



 最近は、地球温暖化防止の話を耳にすると気分が悪くなっ

てしまう。

 一つには、嘘つきが政治や金儲けに利用しようとするか

ら。

 一つには、温暖化防止を語る人間が単純すぎるから。

   一つには、どうにもならないと(私が)思っているから。


 今回の国連の会議では、77か国が「2050年までに温

室効果ガスの排出をゼロにする」と表明したらしい。その中

にアメリカと日本は入っていないので、日本のマスコミが日

本政府に対して批判的な事を言ったりしている。

 77か国もバカだし、それに入っていない日本を批判する

マスコミのバカさ加減もすごいと思う。いったいどうやって

ゼロにするのか?ゼロにするためには、経済活動を停止する

しかないと思うが?

 ホントにバカだからそんなことを言っているのか?イメー

ジアップのために適当に言っているのか?排出権取引のよう

なことを利用して儲けようとか、外交上有利に立とうとして

いるのか?いずれにせよ、その77か国は口先だけの環境派

だ。

 「温室効果ガス排出ゼロ」なんて、物理学がひっくり返る

ような科学的ブレークスルーが起きない限り不可能です。


 私は自然が好きです。というより、人間は自然の一部であ

り、自然に即してでなければ生きられませんから、自然を大

切にするのは当然のことです。だから、私は自然を大切に思

う。なので、人間が環境破壊を続けていることは、愚かだと

しか言えません。

 とはいえ、現在の地球規模の環境破壊を止めるには、大幅

に人口を減らすことと、経済活動を極端に縮小させるしかな

いと考えるので、温暖化防止についても物を言う気にならな

い。発展途上国の人たちや、先進国の貧しい人たち(私も入

っているのだろう)数十億人に「死んでくれ」とは言えませ

んから。


 前回も書いたように、みんなで貧乏するしかないのです。

しかし、きっとそれでも足りないのです。人が増え過ぎまし

た・・・。


 ホント、どうなるのでしょうね?

 私が生きているうちに「人類の惨劇」を目にすることにな

るかもしれない。

 温暖化どころじゃない。その前に、石油の高騰と水資源の

枯渇によって、食糧危機が起こるとしか思えない。石油が高

騰するとプラスティックも高騰するので、食糧のみならず、

さまざまな物の生産コストと流通コストが跳ね上がる。跳ね

上がり過ぎて、産業自体が立ち行かなくなるかもしれない。

 再生可能エネルギー(意味のよく分からない言葉だ)は、

火力・原子力発電の代わりにはならないし  ちょっと計算

すればすぐに分かる話だ   石油は燃料として以外でも、

現代文明を支えているのだから、石油が手に入りにくくなっ

たら、この文明は一気に衰退せざるを得ないのだ。(『イデ

オネ・ラサカイエンシス登場!』・2019/7 参照)


 環境を破壊するバカ(私もあなたもその一人です)も、単

純にイメージだけで環境保護を訴えるバカも、一旦落ち着く

がいい。

 自分たちのアタマのバカさ加減とじっくりと向き合って、

自然の理(ことわり)からなるべく外れないようにしなが

ら、「ほんとうに人としてしあわせに生きて死ぬにはどうす

べきか?」を人類全員で考えるのなら、少しだけ希望はある

のかもしれない・・・。

(そんなことは起こりえないので、私は絶望していますが)





0 件のコメント:

コメントを投稿